ステント するにも

ステント という医療器具(?)には幾分お世話になっている父

狭心症の治療の際、血管を広げるために使われた

今回、可能ならば食道癌が塞いでしまった食道にそれを使うという案もでた

が、しかし、癌がしっかり食道を塞いでいればそれもできるが、中途半端に胃カメラが享ぐらいの隙間があるため無理だと言われた

胃カメラがだいたい直径1センチぐらい(?)

ステント自体が1センチもない代物で、かつ、変な言い方だがあれは突っ張って場所を維持する仕組みなのである

今の状態だと突っ張ることもできないのでステントは使えない

医師曰く、

「もう少し癌が進行していっそ塞いでくれれば何とかなるんだけど」

身も蓋もない言い方だが、ステントの仕組みを考えると納得せざるを得ない

加えて、ステントで血管を広げる場合そこを通るのはまあ、少々粘度があるかも知れないが血液であるが、食道を通るのは咀嚼後の食べ物なので、ステントがそこにとどまることができるのかが疑問である

実際、ステントを使った後は、固形物は食べられないので、流動食となるがそれでも血液よりは抵抗が大きいため、ステントが胃に落ちてしまう可能性が大きい

そして、ステントは、細かい金属を編んだ網のようなものなので胃に落ちた場合、胃もしくは十二指腸以降に傷が入り出血のリスクも増える

では、食道が塞がれるまで通常の食事を取らせるかというとそれも難しいらしい

今回、具合が悪くなったのは、癌そのものではなく、癌で塞がりかけた食道に食べたものが詰まったためなので、この状態では通常の食事を取ることができない

逆に言うと、それがなければこれだけ進行した癌は見つかることがなかったということである

これだけ大きな腫瘍ができているのに、不調を訴えたのはつい1ヶ月前とはねぇ

というのが医師の所見である

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治療ができると言うことは元気な証拠

「積極的な延命治療は行わない」と医師に宣言されてしまった

7年前のことを想い出す

父は、7年前に心臓の血管バイパス手術を受けている

77歳。医師にこれをやっておけばあと20年は大丈夫(心臓は)と太鼓判を押される

父は、そんなに積極的ではなかったが子ども達の勧めでで手術に踏み切る

当時の主治医の言によると この手術ができるということは次の条件を満たしている

・経口で毎日三回 普通の食事が取れる(食欲がある)

・1日2時間以上 運動(散歩で良し)をしている(自分で歩行できる)

・日常生活に人の手を借りていない

まあ、病気ではあるが、元気であるって事ですね

今回は、この条件を満たしていないので治療は無理と言うことだ

確かに、普通の食事がもう、取れない

癌が食道でさえなければ、ご飯を普通に食べることができさえすれば良かったのにと思う

調べた限り転移はないらしい 胃、十二指腸は綺麗、肺に水も溜まっていないとのこと

どうして食道癌なんだろう と考えても仕方がないことを考えてしまう

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積極的な治療はしないとしても

妹A とのFaceTime会議で色々と話し合う

医師との面接では、“余命宣告”と癌のステージの話は出なかったそうである

癌が進行性のものかどうかは、生検の結果が出ていないので不明

腫瘍の大きさから、かなり前から発病していたと考えられる

しかし、今回不調を訴えるまで父は痛いとも、辛いともなにも言わなかった

不調も、ご飯が飲み込みづらいと言う程度のもの

積極的な治療はしないとしても、何もしないわけではない

経口摂取ができないにしても栄養の補給はしないといけない

しかし、点滴だけでは足りないのでなるべく経口摂取させたいということで

エンシェアという流動食も併用

今問題は、腫瘍が完全に食道を塞いでいてくれれば、ステントをいれて通り道を

作ることができるのだが、中途半端に1㎝程度空いているので、ステントを入れることができない

ステントって、きっちり塞がってしまったところにねじ込んでこじ開ける方式のもので

突っ張って止まっているので、中途半端に隙間があるため、突っ張れないで

胃に落下してしまう可能性がある

そうなると金属で編んだ代物なので胃壁を傷つける可能性が出てくる

もう少し腫瘍が大きくなったらステントを入れることも考えてと言われたらしい

しかし、しかしである

ステントを入れて、普通のご飯を食べられるようになるかと言えばそうではない

食べられるのは流動食なのである

それってどうなの ねぇ どうなの

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覚悟はしていたがやはりショック

胃カメラとMRI検査を受けた父

結果を聞いた妹達 夜 妹とFaceTimeで話をする

担当医の所見によると

・食道にかなり大きな腫瘍(良性ではないと考えられる)

・食道をかなり塞ぎ、カメラがぎりぎり通るぐらいしか隙間がない

・年齢から言って、手術は体に負担が大きすぎるので無理

・抗がん剤などの治療も同様

つまり積極的な治療はできないから緩和ケアへの転院を進められたということ

もともと父はこのような状況になった時には延命は希望していなかったので

ホスピスへの転院は吝かではないが、やはり事実を突きつけられるとショックだ

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始まりもしくは終わりの連絡

この話は、妹からのメッセージで始まった。

同居する父の食欲が9月末頃から落ちだしていたがここ数日食事の際、喉に違和感を覚えたらしい。

掛かり付け医に相談し、大きな病院紹介して貰う。

大病院の初見で本格的な検査が必要となり

明日、胃カメラとMRIを撮ることになった。

父 85歳 2年前に認知症を発症し、緩やかに症状が進んでいるところ

来るべき時が来たのかも知れないと覚悟を決めた日。

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